【トゥシューズの豆知識③トゥシューズデビュー:足元からのバレエの旅】 Ballet Studio Garden 氷室友 矢島まい

【トゥシューズの豆知識③】

トゥシューズデビュー:足元からのバレエの旅♪

バレエの世界に足を踏み入れ、トゥシューズ(ポアントシューズ)を履く瞬間は、

多くのバレリーナにとって夢のような瞬間です。

しかし、トゥシューズを履く準備は時間と努力が必要です。

 

このコラムでは、トゥシューズを履いて踊れるかの見極め方と、

初心者向けのトゥシューズ入門レッスンについて考えてみましょう。

トゥシューズデビューに向けてのステップ

 

【①プロの意見を聞く】 

トゥシューズを履く準備ができたと感じたら、

まずはバレエの専門家やインストラクターに相談しましょう。

あなたの進捗を評価し、トゥシューズを履くのが適切かどうかを判断してくれます。

 

 

【②足と足首を鍛える】

トゥシューズを履くためには、足と足首を十分に鍛える必要があります。

ポアント(トゥシューズ)を履いて踊るには、足指の筋力と足首の柔軟性が求められます。

これらを高めるために、日常のストレッチとエクササイズを取り入れましょう。

 

 

【③トゥシューズフィッティング】

トゥシューズを購入する際は、専門店でプロのトゥシューズフィッターに相談しましょう。

シューフィッターの提案は、足に合ったサイズとスタイルを選ぶのに役立ちます。

 

 

【④初心者向けのトゥシューズ入門レッスン】

 初めてトゥシューズを履く場合、初心者向けの入門レッスンが役立ちます。

このレッスンでは、トゥシューズの基本的な使い方と注意点を学びます。

トゥシューズを履いて踊る新たな感覚を掴むのに役立つでしょう。

いきなり上級者向けのレッスンをトライすると怪我の恐れがありますので、

徐々に段階を踏んで上達をめざしましょう♪

 

初心者向けトゥシューズ入門レッスン

初めてトゥシューズを履いて踊ることは、とてもワクワクする瞬間ですが

慎重に進めましょう。

 

以下は初心者向けのトゥシューズ入門レッスンの例です。

 

トゥシューズを履き始めた、または履いて間もない初心者向けのレッスンです。

しっかりと足裏を使ってソールをしならせ、

ドゥミ・ポワントを通りながらオン・ポワントになる癖をつけましょう。

 

今回は3つの足ならし入門・基礎編をご紹介します!

 

【6番ポジションでのドゥミ・ポワントならし】

両手バーの状態で行います。

ア・テールの6番ポジションで立ち、しっかりと身体を引き上げます。

片足ずつ足裏をじっくりと使いながら、

ドゥミ・ポワントを通ってオン・ポワントになります。

左右交互に行いましょう♪

 

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【6番ポジションでのプリエアップ】

両手バーの状態で行います。

6番ポジションでドゥミ・プリエからスタートします。

プリエの状態のまま、かかとを上げてドゥミ・ポワントから

オン・ポワントを通過して甲のストレッチをします。

そして、ゆっくりと膝を伸ばしてオン・ポワントに立ち

ドゥミ・ポワントを通過してかかとを床につけます。

 

この時に気をつけたいポイントとしては、

足への負荷をサポートするために、バーをしっかり両手で

持った状態で両足同時のタイニングでじっくりと行う事です♪

 

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【1番ポジションでのドゥミ・ポワントならし】

両手バー、もしくは片手バーの状態で行います。

無理のない1番ポジションに開き、片足ずつじっくりと使って、

ドゥミ・ポワントを通ってオン・ポワントになり、

プリエをしたら足裏を丁寧に使いながらア・テールに戻します。

左右交互に行いましょう。

 

この時に気をつけたいポイントとしては、

カマ足(バナナ足)を防ぐために小ゆび側にかかりすぎないように

注意しながら、丁寧に行う事です♪

 

【トゥシューズの豆知識③トゥシューズデビュー:足元からのバレエの旅】 Ballet Studio Garden 氷室友 矢島まい

 

トゥシューズデビューは、バレエの旅での特別な瞬間です。

慎重に進め、プロの指導を受けながら、美しさをさらに追及する楽しみを味わいましょう。

 

そして、トゥシューズを履いてのバレエの世界への第一歩を踏み出しましょう!

 

では、またお会いしましょう♪

 

コラム監修

氷室 友・矢島 まい

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