【矢島まいが教える群舞の「極意」!】 Ballet Studio Garden
【矢島まいが教える群舞の「極意」!】 Ballet Studio Garden
ダンサーのレッスン見学会や講習会など
バレエのイベントが盛りだくさんの
『めぐろバレエ祭り』にて、
矢島まいがイベント講師を務めます♪
めぐろバレエ祭りでは恒例イベントの
あの人気企画「群舞を踊ろう!」が
開催されます。
今回は「ジゼル」より、
ウィリー達の群舞に挑戦!
イベントに先立って、
美しく踊りをそろえるための
3つの「極意」を
ご紹介します♪
極意① 両肩と骨盤をラインにそろえる
群舞の基本は何といってもまず、
まっすぐな列をつくることです。
横の列をそろえる時に基準にするのは、
両肩と骨盤。
並びたいライン上に左右の肩と骨盤を
ぴったりとはめるイメージで立つことで、
まっすぐでキレイな列を作りましょう!
また、縦のラインをそろえたい時は、
前の人の背骨と、
自分の背骨がまっすぐに
並ぶイメージで立ってみてください。
身体の中心がそろい、まっすぐな列を
つくれるようになります。
極意② 8つの方向をマスターしておく
せっかくまっすぐ一直線に並ぶことができても、
それぞれがバラバラな方向を向いて立っていては、
踊りや動きがそろって見えません。
バレエの基本である8つの方向を
自分の体にたたきこむつもりで予習をしておきましょう。
添付画像のような形にテープを貼って中心に立ち、
それぞれの方向を確かめてみましょう。
クロワゼの方向はとくにバラバラになりやすいので
要注意です!
両肩と骨盤を番号の方向に
向ける感覚を確かめておきましょう。
極意③ まわりの人を感じる
群舞でもうひとつ大切なのは、
まわりの人と動きのタイミングを合わせること。
自分だけのタイミングで動いてしまわずに、
視界に端に見える隣の人の呼吸、
動きに合わせて踊ることを心がけましょう!
自分以外の人の気配をつねに感じておくことが、
美しい群舞の基本です。
皆さまへメッセージ
紹介した極意に加え、踊る人たち全員が、
それぞれに作品のイメージをしっかりと
もっておくことも大切なことです。
どんな場面なのか…
どういう雰囲気で踊ればいいのか。
一人ひとりが明確にイメージをもつことで
それが集まって作品の世界観が作り上げられて
いって、よりドラマティックな群舞になります。
どんな作品にも共通することなので、
様々なバレエ作品にも活かしてみてください♪
コラム監修
氷室 友・矢島 まい