【東京バレエ団の魅力が存分に発揮される、感動のバレエ作品『ジゼル』】 Ballet Studio garden

皆様、こんにちは♪ 

Ballet Studio Garden 芸術顧問の氷室でございます。

今日もクラシックバレエ楽しんでますか?

 

今回はバレエ作品『ジゼル』についてお話ししましょう。

 

東京バレエ団は、その高い芸術性と卓越した技術が称賛される一流のバレエ団です。

その中でも特に注目される作品の一つが『ジゼル』です。

『ジゼル』は、ロマンティックバレエの代表作であり、

感動的な物語と美しい舞台美術が絶妙に融合した作品として知られています。

 

この作品は、主役の踊りだけでなく群舞の美しさや魅力が存分に盛り込まれてため、

バレエ愛好家や初めてバレエを鑑賞する方にもおすすめです。

その美しい音楽と踊りによって、観客は物語に引き込まれ、感情が揺さぶられる素敵な作品です。

 

「観客の心を揺さぶる『ジゼル』の見どころ」

 

『ジゼル』の見どころの一つは、物語の深みとキャラクターの心情描写です。

主人公のジゼルは、愛と裏切り、そして永遠の誓いの中で葛藤する女性を象徴しています。

第1幕での主人公ジゼルの繊細な表現と優雅な動きは、観客に強い感銘を与えます。

収穫祭の喜びと活気とともに場面は進んでいきながら、キャラクター達の様々な感情が交差します。

 

また、『ジゼル』には幻想的な第2幕のシーンもあります。

舞台上に現れる霊(ウィリー)たちの優雅な踊りや舞台美術の美しさは、観客を別の世界へと誘います。

そして、第2幕後半にかけては心揺さぶられるドラマチックな展開が繰り広げられます。

これらの場面の魅力は、舞台技術の高さとダンサー達の質の高い踊り、表現力で最大限に引き出されます。

 

そして、感動だけでは終わらない「観客が人それぞれに、色々な感情を心に抱く」というのも魅力の一つです。

作品を観た後で「ジゼルかわいそう!」と思う方もいるのではないでしょうか。

 

実は…私自身も10代後半の頃、初めて『ジゼル』全幕を観た時にとっても感動したんですが、

舞台鑑賞後の食事会では、一緒に観ていた先輩ダンサー達に

「アルブレヒトって、ばりひどか男ですね!もうなんばしょっと~!」と

出身地の博多弁で、本音をもらした思い出があります…笑

 

でも、今の年齢になって『ジゼル』を観ると

若い頃とは、また違った感情で作品を楽しめています。

 

例えば、アルブレヒトの本心はどうだったのかな?

ジゼルの事を本当に愛していたのか・・・?

身分を捨ててでも、いずれ結ばれたいと思っていたのかも・・・

などなど、世代や価値観によっても感じ方それぞれです。

 

バレエ団によっても演出も異なり、

感じ方もそれぞれ違ってくるのが、この作品のおもしろさの1つだと思います。

バレエ愛好家や初めてバレエを鑑賞する方々にとって、

『ジゼル』は心に深い感動を与える作品です。

 

 

ぜひ、東京バレエ団の『ジゼル』を劇場で鑑賞してみてください!

 

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